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GRAPHIC DESIGNER

冨ヶ原 由季

TOMIGAHARA YUKI

PROFILE

入社
2020年 新卒入社
出身
武蔵野美術大学 大学院
造形研究科
好きなクリエイター
ジョン・ワーウィッカーさん

人の心を動かす仕事。グラフィックデザイナーの責任感と達成感。

高校生の頃に読んだデザイン書がきっかけで、グラフィックデザインの道へ。

私は、高校生の頃に本屋で目にしたデザイン書がきっかけで、グラフィックデザインに興味を持ちました。美大へ進学後、そこで学んだことが、広告やパッケージ/ロゴのデザインなどの分野で多岐にわたって活かせると思い、たきコーポレーションへの入社を決めました。グラフィックデザイナーは、人の心を動かすために、柔軟な発想が求められる仕事です。だからこそ、インプットも大切な業務のひとつ。特にアイデアに行き詰まった時は、展覧会を訪れたり書籍を読んだり、会社の仲間とコミュニケーションをとってヒントを得るなど、常に新しいインスピレーションを求めて行動するようにしています。

関わった広告が世に出たときに感じた、責任感と達成感。

入社時の目標は「自身が関わった案件を世の中で見かけること」でした。ありがたいことに、チームの仲間と協力しながらその目標は達成できています。渋谷や新宿などの大きな駅に掲出される広告に関わる機会をいただいたとき、実際に掲出されている様子を見て、想像以上の人の目に触れる責任感と達成感を感じましたね。広告を見た人の数だけ責任が伴っていることに改めて身を引き締めつつ、日々パソコンの小さな画面上で積み重ねてきたデザインが、堂々と世の中に存在していることが、とても嬉しかったです。

チームで協力し合い、それぞれのワークライフバランスを尊重。

私が所属しているチームは、真摯に仕事に向き合いつつ、上手に息抜きもできているチームだと思います。それぞれのワークライフバランスを尊重するために積極的に作業を分担するなど、助け合いながらみんなが気持ちよく働けるように意識しています。たきコーポレーションはフレックスタイム制を採用しているので、働きやすいタイムスケジュールを組めることも嬉しいですね。自主制作作品をコンペティションに出したいという時に、仕事が調整しやすく助かっています。

食卓の顔にふさわしい、親しみやすさのあるビジュアルづくり。

印象に残っているのは、日光市から依頼を受けた、日光産コシヒカリ「しゃりまんてん」のパッケージリニューアルプロジェクトです。日光産米の認知度と市場価値を向上させることをめざしてクライアントやADの方と議論を重ね、丁寧に制作しました。パッケージの表面には、日光を連想させる「太陽」「鳥居」「山」の印象的なアイコンが並び、食卓の顔にふさわしい親しみやすさのあるビジュアルに仕上がっています。販売が開始されたときは、自分の手がけたものが、たくさんの家庭に運ばれていくことを実感でき、嬉しい気持ちになりました。

「しゃりまんてん」パッケージリニューアル |日光市

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