菅原裕美 SUGAWARA YUMI ZERO DESIGNER 2016年中途入社 安藤瑠花 ANDO RUKA ZERO DESIGNER 2020年新卒入社

CROSS TALK #2 LOTTE DO Cacao PROJECT

カカオそのものの
おいしさを伝えたい。

●LOTTE DO Cacao PROJECT(クライアント:株式会社ロッテさま)
カカオ苗の生育、発酵など原材料の生産から追求し、ものづくりの可能性を広げるDO Cacao PROJECT。このプロジェクトで生まれた、カカオの新たな魅力に触れられる“体験型”のカカオ専門店「DO Cacao STORE」に関わり、数々の制作物に携わったプロジェクトチームのみなさんに、仕事の魅力を存分に語っていただきます。

カカオの可能性を広げるために始まったプロジェクト。

―このプロジェクトはどのような課題があって始まったのでしょうか。

坂本さん

いままでの枠を取り払い、飲む・着る・香るといった新たな試みからカカオの可能性を広げ、カカオという素材のポテンシャルを最大限に引き出した究極のカカオ製品をお客さまに届けることを目指して始まったプロジェクトです。その中心となったのがカカオ専門店「DO Cacao STORE」のオープン作業。屋外看板や店頭フラッグ、サイネージやPOP、Webサイトなどを制作しました。

楠本さん

はじめは、ブランドイメージを確立するためにデザインの仕事だけだったのですが、最近ではカカオそのもののおいしさを言葉でしっかり伝えていきたいとクライアントの意向が変化し、一部ではあるのですがコピーのご依頼もいただくようになりましたね。

―どのようなところが大変でしたか?

菊池さん

私は店舗をデザインするのは初めてだったので、毎日ワクワクしながら作業をしていました。レイアウトなどで悩むことが多かったのですが、チームのみなさんに助けてもらいながら、なんとか形にできました。

米谷さん

私は店舗のメニューを担当したのですが、限られたスペースでデザインすることに苦労しましたね。内容が更新されるとリサイズすることもあるので、とにかくレイアウトに気を遣うことが多くて……。でも、その分成長を感じられた実感はありますね。

―制作物がリリースされたときはどのような気持ちでしたか?

坂本さん

自分たちが関わった制作物が公開されることは、何度経験しても嬉しいことですね。とくにこのプロジェクトの商品は「スイーツ」なので、制作物がリリースされるタイミングで、お店に食べにいくのが習慣になっていますね。

佐々木さん

食べるのもそうですが、掲出されたポスターや店頭の風景を撮影することも楽しみのひとつですよね。自分たちが関わった制作物が掲出されている店舗で、そのテーマとなった商品を食べたり、写真を撮ったりしながら、お店の雰囲気を味わう。「この仕事を担当できて良かったな」と思える瞬間でもあります。

楠本さん

私は店舗の前でお客さまたちが「入ってみる?」と言って入店する姿を見られたのが嬉しかったですね。それも1回だけでなく、絶え間なくにお客さまが入っていくところを見て、「自分たちが制作したものにきちんと効果があった」ということを実感でき、安心した記憶があります。

デザインに関連する職種が揃っているので、社内で連携がとりやすい。

―みなさんが一緒に仕事をするのは、このプロジェクトが初めてだったのでしょうか。

菊池さん

私と坂本さんと米谷さんは同じチームなので、普段から一緒にお仕事をしているのですが、プロジェクトの規模によってほかのチームのメンバーと組むこともあります。

佐々木さん

そうですね。私と楠本さんは、この案件で初めてご一緒しました。プロジェクトを通して、ほかのチームや職種の方々と仲良くなれたことが、個人的にも嬉しいです。

楠本さん

私は中途入社なのですが、これまでの会社では社外のデザイナーやプロデューサーと案件ごとにチームを組みながら仕事をしていたので、デザインに関わる職種が同じ会社に揃っているメリットをすごく感じます。優しい方ばかりなので、自分の専門外のことでも気軽に相談できますし、社内で連携が取りやすく、仕事がスムーズに進みやすいと感じています。

―みなさん仲が良さそうで、良いチームですね。

坂井さん

私はプロデューサーなのですが、その視点でも、みなさんが楽しそうに仕事に取り組んでくださっていることが嬉しいです。制作物が多くスケジュールがタイトであっても、毎回丁寧に仕事をしてくださるので、とても助かっています。ありがとうございます。

佐々木さん

坂井さんには、ほかのプロジェクトでもお世話になっていますが、難易度の高い条件が揃っているときほどしっかり交渉してくれるので、とても頼りにしています。

意見を言いやすいのは、雰囲気が良く、話をしっかり聞いてもらえる環境があるから。

―たきコーポレーションには、どんな特徴があると思いますか

菊池さん

このチームに限らず、この会社には自分の機嫌をとることが上手な人が多いと思います。デザイン業界は多忙と言われることが多い業界ですが、仕事が立て込んでいるときでも、その場の空気をポジティブにできる人がこの会社には多いですね。もちろん、個人的に「しんどい」と感じることもありますが、職場の雰囲気がすごく良いので、気分が落ち込むことも少なく、仕事をしやすいと感じています。

米谷さん

それは、私もそう思います。仕事のしやすさで言えば「人の意見を聞いてくれる」ということも大きいですよね。入社前の私は「デザイナーはこだわりが強く、人の意見を聞いてくれない」という先入観があったのですが、入社してすぐ、その考えは間違いだと気づきました。この会社の人たちは、上下関係分け隔てなく、人の意見を一度しっかり聞いてくれます。だから、意見を言いやすく、聞きやすい。これは仕事をするのにとても良い環境だと思っています。

楠本さん

私はこの会社で4社目なのですが、たきコーポレーションは本当に雰囲気が良い会社だと思いますよ。その場の雰囲気をポジティブに変えられる人が多いというのは、とても恵まれた環境ではないかと思います。

―最後に、どのような人と働きたいか聞かせてください。

坂井さん

どの職種でも、コミュニケーションをとることが好きな人と仕事をしたいですね。コミュニケーションを大切にしているメンバーが多いからこそ、職場の雰囲気が良くなり、仕事の質も良いものになるのだと思います。

坂本さん

デザインが好きで、好奇心が旺盛な人。職種に関わらず、広告で世の中を明るくしたいと思えるくらい、強い思い入れがある人と一緒に仕事がしたいです。そのような人たちと切磋琢磨しながら、新しいデザインを生み出していきたいと思っています!